ショウを見に来た多くの人

東京ゲームショウ2015が、2015年9月17日~20日で開催されました。
毎年開かれていますが、今年のゲームショウは一味違っていました。

会場が、スマホゲームだらけだったんです。
今までゲームといえば、家庭用ゲームがメインでした。

任天堂のファミコンやDS、ソニーのPSPなど、モバイル端末もありましたが、
メインの発表はハードと呼ばれるゲーム機があり、その新作ゲームソフトの展示が多かったのです。

東京ゲームショウでも、例外ではありません。
毎年、新発売の「ゲーム機」と「それに対応するソフトウエア」の発表でした。

しかし、昨今のゲーム業界は一味変わってきました。
ハード(ゲーム機)を売るのではなく、ソフトウエアだけに力を入れるようになったのです。

その理由は、スマホ世代はゲームをすることに抵抗がない人が大半だからです。
スマートフォンゲーム(アプリ)を作れば、ゲームが売れるという法則が出来上がっているのです。

スポンサーリンク

ハードは「スマートフォン」「パソコン」ゲーム機開発が不要に

すべてのデバイスに対応したゲーム

そもそもなぜ、ゲーム機を作る必要があったのでしょうか?

それは高画質・高性能のゲームを開発するには、ハードであるゲーム機本体が高性能でなくてはいけないからです。
ファミコン(カセットタイプ)にCDソフトは入らないので、DSを作ってみた!というようなことです。

高画質、高クオリティーなゲームを作るには、最先端のプログラムが使えるゲーム機本体がなくてはいけません。

その為、今までのゲーム業界は、まず自社のハードである「ゲーム機」を開発する必要がありました。
それを販売し、そしてようやくソフトを増やす事ができるのです。

ですが、これだと手間や開発費、宣伝費が余計にかかりますよね。
ソフトを売る前に、ハードを買ってもらわなければいけないからです。

ですが、今は違います。
すでにパソコンやスマートフォンと言うハードが数千、数億単位という勢いで売れています。

そのほとんどがインターネットにつながっていますので、ゲームをインターネット上で販売することが出来る「アプリ」で開発することが出来るからです。

スマートフォンが大普及、3人に2人が持つ時代

スマートフォンはほとんどの人が持っている

スマートフォンの普及率は、いまやパソコンを越えたといわれています。
パソコンを持っている人よりも、スマートフォンを持っている人が圧倒的に多いのです。

その数、全人口の3人中2人という膨大な数です。

パソコンに比べてスマートフォンが圧倒的に多い理由

パソコンは、家族みんなが持つことがなくても、いいかもしれません。
家族で共有すればいいからです。

  • お父さんは、仕事用パソコンを自分専用で持っている
  • お母さんは、パソコンを子供と共有
  • お兄ちゃんだけ、別に個人用パソコンを持つ

パソコンの場合、こんなご家庭もあるでしょう。

ですが、スマートフォンは一人一台で、共有することはほぼありませんよね。

  • 今日はお母さんが持っている日
  • 明日は子供が持つ日

このような使い方はしないはずです。

お母さんは自分用のスマホを持つし、子供もスマホを自分専用で持ちますよね。

ゲームアプリなら貸し借りできない。ゲームの販売数が急増

もしあなたがゲーム世代であれば、「ソフトの貸し借り」を経験したことはありませんか?
お友達で貸し借りの経験がなくても、兄弟姉妹ではあるはずです。

家庭内でゲームを買うなら、家族みんなで使えます。
今までのゲーム業界では、1つの家庭に1台のゲーム機と、1つのゲームソフトしか売れないのが常識でした。

友人同士の貸し借りを入れると、もっと売れていませんね。

ですが、スマートフォン用のゲームならどうでしょう?
大抵は、端末から端末へのプログラムを移動することが出来ませんので、ゲームの貸し借りができません。

つまり、一人ひとつのゲームを買う必要があるのです。
家族内であってもです。

スマートフォンゲームになった途端、ゲームの販売数が急激に増えた(売り上げ急増)ということになります。

私たちのメリット:アプリゲームは販売コストが少ない=安く出来る

スマートフォンゲームになったゲーム業界は、「たくさん売れる=たくさん儲かっている」訳でもありません。
なぜなら、アプリゲームは単価安いからです。

もしあなたが有料のゲームアプリを購入したことがあれば、分かるかもしれません。
スマホゲームのほとんどが、数百円程度で買うことが出来ますよね。

もっと安いのであれば、数十円で売られているゲームもあります。

数千円のスマホゲームは高い相場に入ります。

もともと、インターネット回線を通じてプログラムを渡すだけでいいので、CDに焼いたりパッケージを製造するコスト(お金)が必要もありません。
製造コストが安く出来るのでこれくらいが妥当という価格なのかもしれません。

たった数百円で「儲かってるの?」「元は取れるの?」という不安さえあります。

ですが安い分、たくさんの人が手に取る可能性が高いのです。
今まで数千円もしたゲームが、わずか数百円、もしかすると無料で手に入るとすれば、別にファンでなくても買う人も増えるはずです。

そういったさまざまな影響があり、今後はモバイルゲームが増えると予想されます。
東京ゲームショウ2015年では、そのような面が感じ取れる形になりました。

スポンサーリンク