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日本政府(内閣府)は、毎年小学生・中学生・高校生が使っているIT機器の利用調査を発表しています。
IT機器とは、スマートフォンや携帯、パソコンなどです。

この統計結果では、高校生のスマートフォン利用率が90%以上と多くなっているのが分かります。

また、小学生は携帯電話を持っている人が3割です。
安全確認の連絡用に持たせる親御さんが多いようです。

スマートフォンを使っている 携帯電話 タブレット パソコン ゲーム機
小学生 17.1% 32.6% 20.1% 26.3% 60.4%
中学生 41.9% 21.4% 25.1% 35.6% 49%
高校生 90.7% 5.5% 11.4% 43.8% 36.5%

内閣府発表 平成26年度 青少年のインターネット利用環境実態調査より

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スマートフォンを持つとゲーム機を持たなくなる?

terebigame

さらに興味深いのが、ゲーム機の存在です。

スマートフォンとゲーム機を見比べると、正反対の割合です。

  • スマホが少ない「小学生の6割がゲーム機を持っている」
  • 中学生は、スマートフォンとゲーム機がほぼ同じ割合(ややゲーム機が多い)
  • スマートフォンを持つ「高校生は、3.6割の人しかゲーム機を持っていない

※ゲーム機には、テレビと繋げるゲーム機だけでなく、携帯型のゲーム機も含まれています。

スマートフォンがあればゲーム機が不要?

スマホを持つと、ゲームをしなくなるわけではないようです。

スマートフォンやパソコンでできる、オンラインゲームに人気が集まっているからです。

現在、ゲーム業界では、インターネットでのゲーム配信に力を入れています。

  • ドラゴンクエストやファイナルファンタジーで有名な「スクエア・エニクス」
  • スーパーマリオなどでおなじみの「任天堂」

これら有名会社は、インターネットでの無料ゲームを展開しています。
※任天堂は、まだ対応していませんが、ネットゲーム大手(DeNA)と提携が発表されています。

スマートフォンのゲームアプリ ゲームソフトの販売数を超える

なぜ、スマートフォンに対応したゲームを出しているかといいますと、

ゲームソフトよりも、売れているからです。
※正確には、”アプリダウンロード後の売上げが高い”という事です。

オンラインゲームは基本的に無料 収入源は100円単位の課金

ゲームをプレイするには、基本料金が無料ですが、
課金する事でより楽しめるゲームがあります。

さらに、100円単位で購入する事ができますので、小学生や中学生・高校生のお小遣いでも楽しめます。

数千円もするゲーム機やソフトを買うよりも、
手軽に始められる100円課金の方が売上げが高いという事で多くのゲーム会社がアプリゲームを作り出しているのです。

ネット上で「つながれる」SNSも人気

スマートフォンに人気が集まる理由には、ゲーム以外にもSNSがあげられます。

SNSは、様々な人とコミュニケーションが取れるツールです。

友達や同級生だけでなく、多くの人とメッセージがやり取りできるという事で多くの世代の人が使っています。

スマートフォンを持つことが社会問題に

ですが、高校生がスマートフォンを持つ事に問題がないわけではありません。

中には、スマートフォンを通して、人間関係が悪くなったり、学業に専念できなくなるという事も現実的な問題です。

特に多いのが、集中力の低下です。

スマートフォンのような移動端末は、24時間いつも手元に持っているのが当たり前の人が多いはずです。

電話やメール、そしてSNSからの連絡が24時間体制で可能になっているということです。

「連絡がすぐに取れる」が裏目に

大人から見ると、すぐ連絡がつくということは便利のように見えます。

ですが、学業に集中したい受験生には、苦痛ではないでしょうか?

「四六時中、スマートフォンに縛られている感じがする」

こんな声も頂いたこともあります。

ネット依存症の可能性

小さな頃からインターネットを使っていると、知らず知らずのうちに離れられない存在になります。

「知らない事があれば、必ずといっていいほどインターネットで検索する。」
そんなAさんは、小さな頃から携帯やスマートフォンを使っていたそうです。

最近では「スマートフォンをいつも見ていないと不安」とぼやいていました。

こうなってしまうと、ネット依存症の可能性も出てきます。

スマートフォンに縛られない環境作りを

まずスマートフォンを持たせる前に、しっかりと決まりごとを設ける必要があります。

例えば、こういった約束事をしているご家庭が多いようです。

  • 1日に何時間なら使ってもいい。
  • 使える時間帯は、19時~22時まで
  • 使う時は、家族がいる場所で
  • 通話料とデータ通信料は、1万円以内に抑える

このような決まりごとを、保護者が中心となることで、ネット依存症を防ぐ事が出来るのではないでしょうか?

また、中学生以上のお子さんには、月々の使用料金を決める事が大切です。

ネット依存の対策だけでなく、金銭感覚を付けるためにも、毎月の明細を見せる事が大切です。

今多いのが、携帯スマートフォンの滞納による「若い世代のブラックリスト化」です

スマートフォンの滞納で大学生の多くがブラックリストに

現在、スマートフォンや携帯を新規契約すると、ほぼクレジットを組む事になります。

新規契約をするには、どうしても端末を買う必要があります。

滞納すれば、信用情報機関に登録され、滞納すればブラックリストに載ります。

大学生や20代では、過去の滞納による「信用情報のブラック化」が深刻になっています。

一度ブラックリストに入ると、クレジットカードが作れないだけではありません。

銀行などの金融機関でローンが組めなくなります。

将来独立した後に、その重要性ニキビがつくのです。

家を借りたい時、車を買いたい時、家を立てたい時など、融資を受けられなくなっています。
20代という若さで、金銭感覚の麻痺を持つ人が増えているのは大きな社会問題です。

こういったことを教育できるのは、学校ではありません。

ご両親が気がつかなくてはいけないのです。

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